企業密着ドキュメント(採用向け)
大手に優秀な学生が採られてしまう
解決!応募数136%増
株式会社正興電機製作所 様
株式会社正興電機製作所は、「電気」や「水道」といった社会インフラを、縁の下で支えている技術者集団の会社です。1921年創業、従業員数910名、年商180億円。日本国内と中国・シンガポール・マレーシア、フィリピン、国内外20カ所に拠点を構えています。正興電機製作所の事業は全部で5つ。
【電力部門】電力会社の技術パートナーとして、発電所で作った電力を送電するための、総合制御所や変電所の監視制御システムなどの設計や管理を行っています。
【環境エネルギー(公共)部門】浄水場や下水処理場、高速道路やコンテナヤードなどの監視制御システムを設計・管理しています。
【環境エネルギー(産業)部門】電力ユーザーである工場や病院、住宅などが、より効率的に電力を使えるようにするための、配電、受電、蓄電などの設備を設計・管理しています。
【情報部門】アプリケーションの開発・運用・保守などのクラウドサービスの提供を行っています。
【電子制御機器部門・オプトロニクス事業】電子制御機器の開発や、光学技術を活用した新製品の開発を行っています。

▼ターゲット学生の選定
優秀な理系学生(日本人・外国人)
▼絞り込んだ企業価値
①大手と並び社会インフラを支える重要な仕事
②世界に誇る高度な技術を身につけられる教育
③外国人材など、多様性を認める社風


選考過程で「全員落とせない」優秀な学生が集まった
映像がリクルーター代わりに
株式会社正興電機製作所 採用担当 有吉大助様
◆映像を導入した感想
採用活動では、なるべく学生と対面する機会を多く設けるようにしているが、どうしても限りがあった。映像を導入後は、私の代わりに全国・世界中の人に正興電機の良さを伝えられており、かなり重宝している。
会社の雰囲気や実際の仕事は、言葉では説明しにくい部分もある。そこを、実際に「現場で働く社員」に注目し、「こういう仕事を、こういう想いでやっている」ということを映像で見える化することが出来たことはとても強い。人事担当の私が文系出身で、技術社員の働き甲斐をなかなか伝えにくかったが、映像がリクルーター代わりになってくれている。
◆効果
昨年に比べてエントリー数は減ったが、応募者数は昨年110名→今年150名と増加。(2016年度採用)人事部長が面接をした時は「全員落とせない。」と言っていた。面接の中で、事業方針や経営方針にマッチした答えを返していた学生が多く、落とす基準があまりない。かなり優秀だったと。
◆期待
満足度は120%。元々一般消費者向け製品を作っている企業ではないため、なかなか対外的なPRがしずらかったが、映像を見た人が弊社のことをより分かってくれるようになった。映像の使い道として、会長の指示で、「採用のみならず、今後はこの映像を、会社のPRビデオに。」という社内方針になっている。
- 実際の仕事現場や想いを映像で見える化できた
- 映像がリクルーター代わりになってくれている
- エントリー数は減ったが、応募者数が増加した
- 選考過程で「全員落とせない」優秀な学生が集まった
- 満足度は120%
- 採用のみならず、今後は会社のPRビデオに



小川雅裕
カメラマン/ディレクター
正興電機製作所さんのターゲット人材は、「理系・技術系の学生」だったので、そうした学生に響く魅力をできるだけ盛り込めるよう意識して制作しました。僕自身、理系出身なのですが、理系学生と文系学生、技術系志望と営業系志望の学生では、魅力だと感じるポイントが異なります。
理系の学生は知的探究心が高く、技術そのものや、何か1つのことを突き詰めていくことに「カッコ良さ」や「ワクワク」を感じる傾向にあると思います。ですから、より理系学生に共感してもらえるよう、一見、マニアックに聞こえるような技術者のこだわりを、あえて盛り込んでいます。

- 取材協力:
- 企画構成 : 高橋康徳
- 取材調整 : 大滝美代子
- 撮影編集 : 小川雅裕
- 音響MA : 後庵光貴



年間150本以上の番組を制作しております。(2012年度実績)