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企業の未来を創る【日本創造経営グループ 税理士編】

日本創造経営グループ
http://cowtv2.jp/c2/sokei-tv/?id=1

 

日本に存在する企業の数は、およそ420万社。

この420万社の、法人税の申告を担っているのが、会計事務所です。

そうした数ある会計事務所の中でも、会計に留まらず、

教育や、コンサル、IT部門へと幅を広げ、

常時300社を超える企業に強い指導力を発揮している

企業グループがあります。「日本創造経営グループ」。

日本創造経営グループの税理士や会計士、

コンサルといった専門家たち密着し、

企業に影響を与え続ける、その強さの秘密に迫ります。

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◆日本創造経営グループとは

日本創造経営グループは、東京都文京区に本拠を置く、

会計を中心とした企業グループです。グループ内には

会計部門のほか、教育部門やコンサル部門、IT部門、

そして税理士部門と幅広い事業を抱えています。

5つの組織でそれぞれの事業部門を担当しており、

従業員数はおよそ60名。

創業70年近い歴史を持つ企業グループです。

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「会計」の仕事というと、

企業の税務申告書や決算書の作成など、

主に過去の数字をまとめるのが一般的ですが、

こちらの日本創造経営グループでは、

未来の数字を作ることに注力してきたといいます。

支援する企業の永続性、特に「3代・75年続く企業をつくろう」

という合言葉を掲げ、多くの実績を上げてきたといいます。

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◆企業の未来を共に創る仕事

日本創造経営グループの「税理部門」を担っているのが

税理士法人大和です。

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関与先であるテレビ東京の岩田さんは同社を

「企業経営の総合ドクター」と評しています。

税理士法人大和の税理士たちに共通している「想い」。

それは単に税理士として税務申告をするのではなく、

関与先の会社を良くするために、とことん知恵を絞って、

経営者と二人三脚のパートナーとなりながら、

未来を作っていくことに大きなやりがいを感じているようです。

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◆仕事をしながら資格が取れる

税理士法人大和の社員の中には、

資格の勉強をしながら働いている人がいます。

税理士法人大和では、会社が強力にバックアップし、

働きながら資格の勉強ができる環境が整っていて、

社員の中でも魅力として感じられているようです。

働きながら資格取得を目指す場合、仕事と勉強、

そしてプライべートの兼ね合いが大きなカギとなります。

その点、日本創造経営グループではその支援体制があるといいます。

社員の一人はこのように語っていました。

「働き始めると学校に行けなかったり、勉強時間を取れないので

という不安がありましたが、実際入ってみると応援してくれる

環境があるので試験に臨むことができています。

会社もバックアップしてくれてるので、早く試験合格しないと。」

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◆就職の決め手

同社で働く社員が、数ある税理士事務所の中から

税理士法人大和を選んだ理由。

それは関与先企業の幅の広さが大きな魅力だといいます。

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◆積み重ねてきた信頼と実績

昭和23年に始まった日本創造経営グループの歴史。

創業者は「困っている企業こそ、手を差し伸べる必要がある」と

資金のない企業を、利益度外視で助けたことも多かったといい、

その精神は現在にまで脈々と受け継がれています。

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こうした創業以来のグループの理念を受け、

税理士法人大和では、税務の仕事だけでなく、

グループ内の会計士やコンサルタントとチームを組んで、

より大きな仕事に臨むこともあるといいます。

若手に機会を与え、成長のチャンスを提供する。

そうしたスタイルは、

関与先企業との関係の深さがあるからこそと言えるようです。

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◆人材育成制度

税理士事務所というと、一般的に職人気質で、

後輩は先輩の仕事を「見て覚えろ」というのもよくある話ですが、

日本創造経営グループにはユニークな新人の育成システムがあります。

それが「ペア制度」と呼ばれるものです。

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ペア制度とは、1人の新人に対して、

1人の先輩社員がペア長として選ばれ、その先輩が、

後輩を徹底的にサポートするというものです。

現場の声を伺いました。

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70年近くにわたって、企業と共に成長してきた日本創造経営グループ。

その強さは、

・脈々と受け継がれてきた創業の精神。

・専門性と人格を磨き続ける、社員の努力と、

・そして、時間をかけて築きあげてきた関与先との信頼関係。

こうした要素が重なりあって、その強さは、続いているのだと、感じました。

 

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株式会社カウテレビジョン
2004年に企業専門のインターネットTV局として創業しました。
カウテレビが取材者として企業に潜入、多角的な企業価値を発見し、
報道ドキュメンタリー形式で、「その企業を就職先として選ぶ理由」
を学生に分かりやすく伝える番組を制作しています。

企業には売上・利益・規模といった「目に見える価値」ばかり
でなく、ノウハウ・評判・働き甲斐・企業文化といった
「目に見えない価値」が存在します。そんな目に見えない
企業価値を発見し社会に伝えていくこと、それが私たちの仕事です。

スポーツ業界の変革に挑む【リーフラス株式会社】

リーフラス株式会社
http://cowtv2.jp/c3/leifras-tv/?id=1

 

日本全国で、会員数が4万人を超える

スポーツ教室の運営を一手に引き受けている企業、

リーフラス株式会社。その企業コンセプトは

「スポーツを通じて、子どもたちの人間性を育てる」

今回のカウテレビ企業密着ドキュメントでは、

日本のスポーツ界を革新し続ける、リーフラスの内部に潜入し、

そこで働く社員たちの本音と、同社の躍進の秘密に迫ります。

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◆リーフラス株式会社とは

リーフラス株式会社は、

子供向けスポーツスクールの運営を受託している、

日本最大の企業です。従業員数およそ600名、

年商45億、東京に本社を構えています。

教えている種目は、サッカー、野球、空手、剣道、

バスケットボール、テニス、陸上競技、バレーボール

さらには、幼児向けスポーツスクールなど多岐にわたり、

その会員数は4万人を超えています。

従来、部活動や道場などで横行していた、暴言や暴力。

リーフラスでは、それらを完全に否定した上で、

スポーツを教材にして子どもたちの心を育てる

という理念を掲げています。

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◆現場の声

リーフラスでは、試合に勝つよりも

大切にしていることあるといいます。

それは、「子どもたちの人間力を鍛える」ということ。

大きな声で挨拶をする、準備や後片付けを生徒自らがやる、

他人への思いやりを持つ・・・

そうした指導が、保護者の共感を呼んでいます。

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子どもたちにサッカーを教える傍ら、

オフィスで管理業務もこなすプレイングマネージャーもいます。

「自分でスクールを運営するので責任も私ですし

自由も与えられているので、

『子どもたちが成長するにはこうしたら』

と思ったことをすぐ実行できて、認めてくれる、

見ていてくれるすごく温かい社風。」

と、インストラクターの細田さんは語ります。

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「『試合に勝つことよりも人間力を育てること』

指導者には技術が上手いではなく、

人間力のある大人であって欲しい、

子どもが見習うべき大人であって欲しい。」

というのが伊藤社長の願いです。

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◆やりたいことができる会社(1)

北海道で「JJMIXスクール」という、

幼児向けのスポーツ指導をしている

入社8年目の工藤かなえさんは、

入社当初はサッカー指導を担当していましたが、

子育てと仕事を両立するために

勤務時間の融通が効きやすい

JJMIXへ異動してきたそうです。

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◆やりたいことができる会社(2)

このJJMIXの生みの親は、

入社7年目の指導員、佐々木さんです。

自分のやりたい事を事業化させてもらえたことに、

リーフラスで働く大きなやり甲斐を感じると語ります。

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◆やりたいことができる会社(3)

入社11年目の昆さんは、

サッカースクールの指導員を経て、

地区リーダー、そして、支社長といった

管理職へと昇進し、1年ほど前に、

30歳の若さで経営陣に抜擢されたといいます。

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◆「自分に良し」の社内制度

リーフラスにはユニークな社内制度があります。

その一つが「希望勤務時間制度」。

子どもの誕生日や学校行事の日に

有給休暇を取得したり、

勤務スケジュールを調整できる制度です。

また、3年間の育児休業や終身雇用制度など、

会社を挙げて働きやすい環境づくりに力を入れています。

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こうした制度の背景には、

「自分に良し・相手に良し・会社に良し・社会に良し」

というリーフラスの企業理念と、社員の自主性を重んじる、

伊藤社長の想いがあるといいます。

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◆リーフラスの新しいチャレンジ

2015年4月、リーフラスはプロサッカーチーム、

東京ヴェルディとスクールパートナー契約を締結し、

子どもたちに夢を与える新たなチャレンジをスタートしました。

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その立役者となったのが、

リーフラスで常務取締役を務めている、藤川さんです。

実は藤川さんは、元々ヴェルディの選手で、

三浦カズ選手や、ラモス選手といった有名プレイヤーが活躍した

黄金期の読売ヴェルディでゴールキーパーを務めていた人物です。

リーフラスの考え方に共感し、入社したといいます。

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今回のリーフラスとヴェルディのタイアップは、

スポーツ業界にとって画期的な出来事であり、

その意義は大きいとヴェルディの社長室長も語ります。

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リーフラスではこの他にも、障がい者スポーツの支援事業や、

プロスポーツ選手のセカンドキャリア支援事業、

部活動の支援事業など、スポーツを切り口に、

社会をより良くするための様々な取り組みを進めています。

 

◆求める人物像

最後に伊藤社長に同社が求める人物像を伺いました。

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「スポーツを通じて社会課題を解決する」

「子どもの人間力を鍛える」

「社員の幸せを一番に追求する」

今回の密着取材を通じて、

リーフラスの強さの理由が見えてきました。

それは理想を掲げ、明確なビジョンを示すトップの存在と、

仕事を通じてよりよい社会をつくるという強い使命感、

そして、人間性を磨きながら子どもたちに向き合う社員の情熱。

こうした想いの結集によってリーフラスの躍進が

生み出されていることが、分かりました。

 

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2004年に企業専門のインターネットTV局として創業しました。
カウテレビが取材者として企業に潜入、多角的な企業価値を発見し、
報道ドキュメンタリー形式で、「その企業を就職先として選ぶ理由」
を学生に分かりやすく伝える番組を制作しています。

企業には売上・利益・規模といった「目に見える価値」ばかり
でなく、ノウハウ・評判・働き甲斐・企業文化といった
「目に見えない価値」が存在します。そんな目に見えない
企業価値を発見し社会に伝えていくこと、それが私たちの仕事です。

つくばと共に50年 暮らしを支える物流企業【沼尻産業株式会社】

沼尻産業株式会社
http://cowtv2.jp/c3/numajirisangyo-tv/

 

「若いうちから活躍したい」

「女性でも長く働きたい」

「仕事を好きになりたい」

就職活動をしながら、そんな願いを持つ若者は多いもの。

そうした中、

「入社3年で15人の部下を持つ社員がいる」

「女性の育児休暇の取得率が100%」

「社員は家族同然に接する」

そうした特徴を、兼ね備えている企業が、関東にあります。

筑波を代表する物流産業、沼尻産業株式会社。

50年以上にわたって、地域とともに成長を続ける

沼尻産業に潜入し、愛される企業、その秘密に迫ります。

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◆沼尻産業株式会社とは

日本百名山のひとつ、筑波山。その山の麓で、

50年間、地域とともに歩んできた会社が沼尻産業株式会社です。

従業員数およそ400名、グループ年商36億、

つくば市に本社を、新宿に東京支社も構える、

茨城県内でも有数の総合物流企業です。

県内の運送会社で初めてISO9002を取得した会社でもあります。

 

沼尻産業の主力事業は、

商品を預かる「倉庫事業」と全国に届ける「運輸事業」の2つです。

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床面積15万6,000平方メートルという、

この地域でも有数の広大な倉庫を持ち、

その倉庫を活かした様々なサービスを展開しています。

たとえば、物流を一括で請け負う3PL事業や、

病院・企業・政府などの機密文書を安全に保管するアーカイブ事業、

生活用品保管事業、引っ越し事業、タクシー事業、

車検・整備事業など、その領域は多岐にわたっています。

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沼尻産業が運んでいる物資は、食料品・衣料品・工業製品など様々です。

茨城県を中心に首都圏に18ヶ所の物流センターを持っており、

そこに日本全国、そして海外から一度集められた物資は、

毎日休まず関東一円へと届けられます。

 

◆都心の暮らしを支える仕事

夜8時。沼尻産業の物流拠点のひとつ、埼玉県にある

「首都圏物流センター」にはトラックが集結していました。

出荷の準備が着々と進んでいます。

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この物流センターは食品を専門に配送しており、

東京都内の有名スーパーマーケットの物流を一手に引き受けています。

毎日ここから関東一円およそ60の店舗に食品が届けられます。

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2011年の東日本大震災の際には、

沼尻産業の岩間低温物流センターでも影響を受けましたが、

震災の直後も、休まず稼働を続けたそうです。

当たり前のようにモノが買える生活。

物流は、電気やガス・水道といった社会インフラと同じように、

私たちの暮らしを支えているのです。

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◆若手がチャレンジできる会社

沼尻産業の特徴の1つ、それは倉庫という既存のインフラを

活用した新サービスを次々と開発できることです。

システム部入社9年目の河合さん。

沼尻産業が新しく始めた「ささげ物流事業」の立ち上げメンバーの一人です。

「ささげ」とは、撮影・採寸・原稿の頭文字で、

商品の在庫管理や配送といった基本的な業務だけでなく、

撮影や、採寸、説明原稿までを一貫して代行するサービスです。

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もともと「写真が趣味」だったという河合さん。

その趣味の延長線上で会社のホームページや

名刺の写真に使われるようになり、

その後、沼尻社長にも認められて会社の代表として

カンボジアにボランティアで派遣されたといいます。

最近では、もっと撮影技術を高めようと

プロのカメラマンの指導も受けているそうです。

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一方こちらは、入社4年目の清水さん。

個人の荷物を預かる「暮らしの倉庫」の事業で、

サービスの企画・開発・プロモーションを担当しています。

こうしたクリエイティブな仕事に、やりがいを感じると語ります。

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沼尻産業では、こうした若手にどんどん仕事を与えることを方針にしています。

その背景には、「任せて育てる」という会社の考え方がありました。

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◆つくばと共に成長する企業
沼尻産業のチャレンジは更に加速しています。

2013年に谷田部物流センターを開設、

そして、2014年には首都圏物流センターを、

2015年には、つくばアーカイブセンターを相次ぎ開設しました。

さらに2016年には「海外戦略室」を新設し、

茨城の農産物や名産品を海外に発信する取り組みが始まりました。

そこには、もっと地元に貢献しようという想いが込められています。

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◆長く働きたい会社

沼尻産業では女性社員でも長く働ける環境づくりに

力を入れているのも特徴です。というのも、同社は、

2012年以来、毎年、女性の育児休暇取得率が100%だといいます。

入社7年目の中園さん。結婚、妊娠から育児休暇を取得し、

1年後に、仕事に復帰したといいます。

この他にも、社員の声から生まれた取り組みも多いという沼尻産業。

こうした様々な取り組みの背景には、沼尻産業の「社員が主役」という考え方がありました。

◇沼尻年正社長

「経営において利益を出すのは大事だが、一番の目的は、

そこで働く人々がやりがい・働きがいをもって幸せになること。

ベースにあるのは家族愛であり郷土愛だと。家族同様に幸せになって欲しい。」

 

◆求める人物像

沼尻産業を率いるのは、沼尻年正社長です。20代でアメリカでの新規事業立ち上げの苦労を味わい、

その後、地元に戻って3代目として会社を継承しました。沼尻社長に、同社の求める人物像について伺いました。

また改めて社員さんに、この仕事の醍醐味や働き甲斐についても伺っています。

詳しくは本編にて。

 

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2004年に企業専門のインターネットTV局として創業しました。
カウテレビが取材者として企業に潜入、多角的な企業価値を発見し、
報道ドキュメンタリー形式で、「その企業を就職先として選ぶ理由」
を学生に分かりやすく伝える番組を制作しています。

企業には売上・利益・規模といった「目に見える価値」ばかり
でなく、ノウハウ・評判・働き甲斐・企業文化といった
「目に見えない価値」が存在します。そんな目に見えない
企業価値を発見し社会に伝えていくこと、それが私たちの仕事です。

おいしくて、ヘルシー【株式会社フランソア】

株式会社フランソア
http://cowtv2.jp/c3/francois-tv/?id=2

 

私たちの主食であるパンの分野で、

健康志向の企業として知られるメーカーが福岡にあります。

株式会社フランソア。

大量生産・大量消費のパンの業界において、

フランソアは大手がやらないことに次々と挑戦し、

消費者からの支持を勝ち取っています。

業界の革命企業、フランソアの躍進の秘密に迫ります。

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◆株式会社フランソアとは

株式会社フランソアは、福岡県新宮町に本社を置く、

パンを中心とした食品メーカーです。パンに加えて、

スイーツや弁当も取り扱う食卓を支える総合日配企業です。

従業員数はおよそ2800人、年商400億。

九州、山口エリアのスーパーと

大手コンビニの合計3300店舗に日々、パンを届けています。

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◆フランソアが作り出す商品

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テレビCMでもお馴染みのフランソアの看板商品

「ナチュレル」や「スローブレッド」。

ナチュレルは第6の栄養素と言われる

食物繊維を豊富に含んだパンで、

スローブレッドは、天然酵母や国産小麦、

天然素材を使った健康志向の商品です。

通常パンは5時間程度で完成するといいますが、

スローブレッドはイーストフードなど人口物を一切使わず、

天然酵母や天然素材にこだわっているため、

25時間から30時間かけて作るといいます。

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5倍以上もの時間をかけ、企業としては非効率

ともいえる取り組みを敢えて行っている理由、

それは「パンを通じて社会貢献したい」

という想いから。その想いを杉原社長に伺っています。

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◆フランソア社員が語る働き甲斐

入社18年目の社員さん。数ある食品メーカーと比べてフランソアでは、

作り手としてのこだわりをもてると、その働き甲斐を語ります。

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入社2年目の社員さん。幼いころから慣れ親しんできた

フランソアの商品を、自分の手で作ることに

喜びを感じているそうです。

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「幼いころから朝ごはんはパン。色んなパンを食べる中でも

フランソアのパンが一番美味しかった。

パンを作る仕事に携わりたいと思っていて、

素材にこだわって体にいいものを採り入れようという考え方が

他社とは違うと思ってフランソアを選びました。」

 

また、フランソアで働く魅力の一つとして、

モノづくりの現場に居ながら、会社の経営にも携わっている

実感が得られることがあるといいます。

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マーケティング調査や原材料の研究、試作を繰り返しながら

開発されていくのがフランソアの商品です。

 

◆フランソアの商品開発

フランソアの商品開発部門には大きく2チームあります。

素材や原料を研究する「基礎研究チーム」と、

市場調査をや実際の新商品を企画する「パン開発チーム」です。

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◆基礎研究チーム

近年、食品の安心・安全に対する意識が高まっていますが、

フランソアではそのずっと前から

「健康志向」を追求してきたといいます。

そういった健康へのこだわりに共感して

入社した人が多いのもフランソアの特徴です。

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◆パン開発チーム

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フランソアでは、社歴に関係なく若手のアイデアや

意見を尊重する社風があるといいます。

パン開発チームの社員がパン作りの

生みの苦しみと楽しみについて語って頂きました。

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◆自信を持って営業できる

フランソアのパンや弁当、スイーツを取り扱っている

スーパーマーケットの1社、ハローデイ香椎店です。

フランソアのプレミアム商品「王様の食パン」特設コーナーは、

全部で70店舗あるハローデイの中で、

このカテゴリーで一番売れた売り場だそうです。

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それを手がけたのが、フランソアの営業部、山口さんです。

山口さんは、売り場の棚まで意識しながら1軒でも多くの食卓に

フランソアの商品が届くよう日々活動しています。

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最後にフランソアを率いる杉原社長に求める人物像を伺っていました。

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詳しくは本編にて。

 

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でなく、ノウハウ・評判・働き甲斐・企業文化といった
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60年間赤字なし〜増田石油の次なる挑戦〜【増田石油株式会社】

増田石油株式会社

http://cowtv2.jp/c3/masudasekiyu-tv/?id=4

ガスや石油といった安定的なエネルギー事業と、

TSUTAYA・コメダ珈琲など、エネルギーの枠を超えた

チャレンジ事業の両輪によって、なんと会社設立から

60年間一度の赤字もないという、知る人ぞ知る、

福岡の優良企業、増田石油。

100周年を見据えた、安定と挑戦の社風に迫ります。

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◆増田石油とは

増田石油は、福岡市に本社を置く

エネルギー事業を中核とした会社です。

創業91年、従業員数およそ500名、年商189億と、

九州の中堅企業の中でも、有数の規模を誇ります。

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創業の地は長崎。20世紀の半ばごろから始まった

モータリゼーションの波に乗って業容を拡大し、その後、

時代の変化にあわせて、事業の多角化を図ってきました。

福岡市を中心に九州各地に19店舗を持つサービスステーション事業、

LPガス事業、卸・産業燃料事業といったエネルギー部門で

安定経営を図りながら、同時にチャレンジ部門として、

保険事業、TSUTAYAやコメダ珈琲のフランチャイズ事業、

太陽光発電・電力販売事業など幅広く展開しているのが特徴です。

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◆増田石油の主力事業

増田石油の主力事業の1つは、ガスの販売です。

ひとくちに「ガスの営業」といっても、店舗からキッチン周りの仕事、

マンションなどの不動産にまつわる仕事まで、多岐にわたっています。

これらの仕事に共通するのは、

「人と関わる仕事」であり、「人を喜ばせる仕事」だといいます。

 

◆増田石油で働く人々

長崎支店の﨑村さんがこの日、訪れたのは、

増田石油がガスを供給している有名店、

長崎ちゃんぽん発祥の店としても知られる「四海楼」です。

中華料理は火力が命であるため、ガスが、そのカギを握ります。

﨑村さんは、コンロの火が正常かどうか、

メーターが正常範囲かどうか点検していました。

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四海楼は、増田石油と先代からのお付き合いだといいます。

陳社長は、増田石油の仕事を「社会貢献の要素が強い」と語ります。

「うちにとってはかなり重要な要素だと思います。

中華料理店という商売柄、火力とか、火を使う料理に対するもの、

一般的な火ではうまくいかない、これがないと商売成り立たない。」

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一方こちらは、福岡本社で働く、藏元さんです。

この日は住宅設備のショールームにお客様を案内していました。

キッチンのリフォームを検討しているお客様に、

ガス周りのコンロや蛇口、収納棚を提案しているようです。

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続いて鹿児島支店の元村さん。増田石油では、

ガスだけでなく、ガスを使うマンションなど

不動産にまつわる仕事もしています。

この日、元村さんは、取引先の不動産会社を訪れて、

マンションの空室対策のキャンペーンを提案していました。

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元村さんは、色んな営業職の中でも

何でも取り扱う増田石油の強みを生かし、

想像力を働かせながらお客さんが喜ぶ商材を

提供できることにやりがいを感じると語ります。

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◆もう一つの安定事業「石油」

増田石油の60年間赤字なしの安定経営を支える、

もう1つの事業が「石油」です。

福岡を中心に長崎・鹿児島などに19箇所の

ガソリンスタンドを持つほか、

病院や、工場、警察署、海上保安庁などに

石油を販売する「産業燃料」の部門もあります。

 

増田石油のうきは千年(ちとせ)店。

従来のガソリンスタンドにコンビニを併設した店舗形態は

増田石油の中でも初めての取り組みです。

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ガソリンスタンドやコンビニの仕事は、

単にモノを売るだけの仕事ではなく、

地域になくてはならないインフラとなっているようです。

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◆増田石油のもう一つの顔「チャレンジ」

ガスや石油といった安定事業を「堅実」な側面だとするならば、

増田石油のもう1つの側面が、「チャレンジ」です。

そのチャレンジの事業として取り組んでいるのが、

TSUTAYAやコメダ珈琲のフランチャイズや、

太陽光発電・電力販売、また、保険といった事業です。

 

TSUTAYAの事業は、増田石油のエンターテインメント部門です。

映画や音楽、書籍を通してライフスタイルを提案しています。

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コメダ珈琲の福岡香椎浜店。

ここも、増田石油がフランチャイズ運営をしているお店です。

「くつろぎの空間」を提供しようと始まった事業だといいます。

このお店には、増田石油の正社員が3名、配属されています。

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増田石油の特徴である「堅実とチャレンジ」は、

創業以来、代々大切にされてきた企業のDNAだといいます。

その結果として、1958年の会社設立から後、同社は、

「60年近く一度も赤字なし」という業績を残してきました。

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「堅実」と「チャレンジ」

「いつも今より新しい」

受け継がれてきた増田石油のスピリットは、

100周年に向けたカウントダウンが始まった今日でも、

社員1人1人の中に、しっかりと息づいています。

増田石油の挑戦は、これからも続いていきます。

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株式会社カウテレビジョン
2004年に企業専門のインターネットTV局として創業しました。
カウテレビが取材者として企業に潜入、多角的な企業価値を発見し、
報道ドキュメンタリー形式で、「その企業を就職先として選ぶ理由」
を学生に分かりやすく伝える番組を制作しています。

企業には売上・利益・規模といった「目に見える価値」ばかり
でなく、ノウハウ・評判・働き甲斐・企業文化といった
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企業と社会を保険で守る【日商保険コンサルティング株式会社】

日商保険コンサルティング株式会社

http://www.cowtv2.jp/c3/tin-tv/?id=1

平成23年、福岡市で国の登録有形文化財に指定された

酒蔵が火災で焼け落ちました。

博多に唯一残る酒蔵が被災したとあって、

当時新聞などでも大きく報道されましたが、

実はこの酒蔵、火災から3ヶ月で復旧し、

営業を再開できました。

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その復活劇を影で支えた立役者が、

桝谷慶彦さん。

企業専門の総合保険代理店、

日商保険コンサルティングの社員です。

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企業専門の総合保険代理店、日商保険コンサルティング。

保険という手段で企業を様々なリスクから守る会社です。

今回のカウテレビ企業密着ドキュメントは、

「保険を通じて、企業を守り、文化を守る」

日商保険コンサルティングの社員に密着し、

福岡で100年近くにわたって愛され続けるその理由に迫ります。

 

◆日商保険コンサルティング株式会社とは

日商保険コンサルティング株式会社は、

福岡県久留米市に本社を構える、

企業専門の総合保険代理店です。

従業員数はグループ全体でおよそ50名、

筑後地区や福岡地区を中心に、

東京や大阪にも1000社以上の企業を顧客を持つ、

この分野で地域を代表する会社です。

日商保険コンサルティング22

 

企業とは潜在的に多くのリスクを抱えている存在です。

例えば、経営者の病気や怪我、

労働中の社員の不慮の事故、取引先の倒産、

その他にも、火災や、地震・台風・洪水など、

天災もリスクに数えられます。

こうした1つ1つのリスクに対して、

「保険」という手段で企業を守っているのが、

日商保険コンサルティングという会社です。

日商保険コンサルティング4

 

保険会社とは

わたしたちが普段テレビCMなどで目にする生命保険や

損害保険などの保険商品を作るのが主な仕事である一方で、

保険代理店とは、

メーカーが作ったそれらの保険商品を

エンドユーザーに販売する役目を担っています。

日商保険コンサルティング5

日商保険コンサルティングは「保険代理店」に位置していて、

総合保険代理店として特定の保険会社に偏ることなく、

様々な保険会社の商品を販売できるという特徴を持っています。

 

合言葉は「御社のリスク管理部でありたい」

様々なリスクから企業を守る

「トータル・リスク・マネジメント」こそが、

日商保険の真骨頂です。

その対象は企業だけではありません。

地域の祭りやイベントのリスク管理も含まれます。

日商保険コンサルティング10

 

◆日商保険コンサルティングの営業とは

一般的に保険会社の営業マンというと、

「厳しいノルマが課せられる」

「実力主義で収入が不安定」

といった企業が多い中、同社では、

「社員に売上げノルマを課さない」

という方針を掲げています。その理由とは、

企業のリスクマネージメントのパートナーとして、

その時々で企業にとって最も良い解決策を提案していくという

「寄り添いの姿勢」に重きを置くためだといいます。

日商保険コンサルティング7

日商保険コンサルティング6

 

◆チームで働く喜び

こうした営業マンを支えているのが事務担当の社員です。

そのひとり、近藤さん。

近藤さんに日商保険で働く喜びを伺うと、

営業と事務が一つのチームとなって

喜びや苦労を共有できる

「一体感」が気に入っていると言います。

日商保険コンサルティング12

 

◆地域を守る 文化を守る

日商保険コンサルティングは、

企業やその社員を守る存在であるといえますが、

そうした仕事は時に、

文化や歴史をも守ることにつながるといいます。

 

平成23年、福岡市の由緒ある酒蔵

「博多百年蔵」が火災に見舞われました。

国の登録有形文化財に指定される建物とあって

文化消失の危機でした。

日商保険コンサルティング13

その苦境を救ったのが、

日商保険コンサルティングの桝谷さんです。

桝谷さんの奨めで入っていた火災保険によって

火災から3日後には復旧がスタートし

3か月後には営業が再開できたといいます。

日商保険コンサルティング15

「『この建物に保険を掛けるなら、文化的な価値も含めて

修復できるように鑑定を受けた上で保険を作っては?

おそらく保険料は高くなりますが、

それが本当に保険の意味があると思います。』

と言って頂いたのでその形でお願いしました。

結果として数年後に火災が起こったんですが、

もしあの時のアドバイスがなかったら

文化財としての修復はできていなかったと思います。」

日商保険コンサルティング3

 

◆就職の決め手

金融の業界というと、保険会社の他にも

銀行や証券会社、リース会社などがありますが、

桝谷さんは、数ある企業群の中から

日商保険に強く惹かれて入社を決意したといいます。

日商保険コンサルティング18

 

◆求める人物像

最後に、求める人物像と働き甲斐について伺いました。

「私たちの家族になれるかという目線で見ることが多いです。

『この人デキそうだから採る』ということではなくて

いかに日商保険の理念を共有してくれるか。

他人と比較したり競争する面ももちろんあると思いますが

それよりも『仲間同士』という意識が高いので

家族として一緒に生活できるような、そういう方と

幸せに過ごしていけるような会社だと思います。」

日商保険コンサルティング21

日商保険コンサルティング19

日商保険コンサルティング20

 

地域に根付いて90年。

長い間、愛され続ける日商保険コンサルティングと、

その社員たち。

「企業を守り、文化を守る」

その歴史の歩みは、今日も続いています。

 

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株式会社カウテレビジョン
2004年に企業専門のインターネットTV局として創業しました。
カウテレビが取材者として企業に潜入、多角的な企業価値を発見し、
報道ドキュメンタリー形式で、「その企業を就職先として選ぶ理由」
を学生に分かりやすく伝える番組を制作しています。

企業には売上・利益・規模といった「目に見える価値」ばかり
でなく、ノウハウ・評判・働き甲斐・企業文化といった
「目に見えない価値」が存在します。そんな目に見えない
企業価値を発見し社会に伝えていくこと、それが私たちの仕事です。

地方に居ながら日本一【タンスのゲン株式会社】

タンスのゲン株式会社
http://cowtv2.jp/c3/tansu-gen-tv/?id=4

人口減少と高齢化社会がますます進む、我が国、日本。

そんな中、九州の田舎町に全国から若者が集まり、

ある分野で何度も「日本一」

を獲り続けているという会社があります。

タンスのゲン株式会社。

若者たちが熱中している仕事、

それは「インターネット上の通信販売」。

日本国内で今も伸び続けている、数少ない成長産業です。

若者たちはなぜ、地方で働く事を選ぶのか?

地方にいながら日本一を獲り続ける企業の秘密に迫ります。

タンスのゲン

 

◆タンスのゲンとは

タンスのゲン株式会社は、

福岡県大川市に本社を構えています。

創業は1964年、従業員数約90名、年商113億円。

同社の躍進を支えているのは

「インターネットの通信販売」。

「デザインのある暮らし」をコンセプトに

家具や寝具を中心とした商品を、日本全国へ販売しています。

楽天市場や、Yahoo!ショッピング、Amazonなど

メジャーな通販サイトで何度も1位に輝いた実績を誇ります。

タンスのゲン1

 

◆ヒットメーカーの社員に密着

タンスのゲンが取り扱う商品は、大きく分けて2種類。

メーカーから既成品を仕入れる型番商品と

メーカーと共同開発するオリジナル商品です。

商品部の部長を務める工藤さんは、

社内ナンバーワンの「ヒットメーカー」。

工藤さんが今、力を入れている商品を見せてもらいました。

タンスのゲン2

「これ欲しいんじゃないかなと思っていた商品が

お客さんから『よかったよ』とレビューを貰えたり

感想や電話を頂いたりする。ダイレクトに感想を

頂けるのがネットショップの良いところ。」

と工藤さんは語ります。

 

◆ネットショップの店長という仕事

タンスのゲンでは、

常時10以上のネットショップを運営しています。

このネットショップの1つ1つを社員が店長として担当し、

商品の売れ筋動向やキャンペーンの管理をしています。

Amazon店の店長を務める大安さん。

Amazon店をイチから立ち上げ、

月商1億円の水準にまで育て上げた人物です。

タンスのゲン3

 

取材当日、仙台のメーカーが商談に来ていました。

相手は大安さんよりもふた回りほど年上のビジネスマンですが、

大安さんの話に真剣に耳を傾けているようです。

タンスのゲン4

タンスのゲン5

若い力が生み出しているタンスのゲンの販売力は、

地元のメーカーや流通業者の間でも、一目置かれる存在です。

 

◆会社の歴史

タンスのゲンの歴史は、

1964年、創業者の橋爪健治さんが

婚礼家具のメーカーとして設立したのが始まりでした。

その後、時代の変遷とともに、

小売・オーダー家具の製造販売へと業態を変えながら、

2代目の現・橋爪福寿(ふくひさ)社長に

代替わりしたのを機に、2002年、販売方法の舵を

いち早く「インターネット通販」に切ったといいます。

タンスのゲン6

 

タンスのゲンと共に地元産業を担っている方々にも

話を伺いました。

タンスのゲン7

タンスのゲン8

タンスのゲンの成長によって若者の雇用が増えることは、

周囲にも良い影響をもたらしていることがわかります。

 

◆女性社員の活躍

タンスのゲンでは、女性社員も多く働いています。

カスタマーサポート部の古川さん。

毎日メールで届くお客様からの問い合わせに

一件一件丁寧に対応するのが仕事です。

タンスのゲン10

なぜ、これほどまでに「顧客対応」に力を注ぐのか?

そこには橋爪社長の原体験があると言います。

「どんなに安く売っても、早く届けても

壁を越えられなかったけど、

お客様の声を拾い上げて対応していったら

売り上げが突然伸びた経験がある。

そういう対応を1つずつ真摯にしてきたことが

今でも売上が伸びている原因だと思います。」

 

◆タンスのゲンの地方創生

「大川の家具にしても良い商品が眠っています。

職人はいっぱいいるけど、家具を売る人がなかなかいない。

そこを頑張るのが私の使命。

この田舎でも雇用を増やして売上を上げて、

関係する業者を増やしたい。大川を元気にしたい。」

そう橋爪社長は語ります。

タンスのゲン11

 

◆次なる一手

タンスのゲンでは次なる一手として、

家具や寝具の他に新たに核となる商品開発を進めています。

また、アビスパ福岡のスポンサーになるなど

スポーツを通じた地域貢献活動にも積極的です。

タンスのゲン12

 

さらには福岡市博多区に博多オフィスを構え、

業務の拡大を進めています。これに合わせて、

東京や大阪からのUターン就職も増えているといいます。

タンスのゲン13

タンスのゲン14

 

◆求める人物像

「『日本一の店長になりたい』とか、

大川の商店街の閉まったシャッターを全部開けるとか、

日本の景気を変えるとか、

そういう意気込みのある人が欲しい。」

橋爪社長はこのように語っています。

タンスのゲン9

 

「ネットショップで福岡を元気に」

をコンセプトに地方に雇用を生み出し、

若い社員が元気に働いているタンスのゲン株式会社。

こうした元気な企業が日本各地で名乗りをあげることが

企業が担う地方創生の形として、

これからさらに注目を集めそうです。

 

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日本の台所を支える〜アキラ水産の軌跡〜【株式会社アキラ水産】

株式会社アキラ水産
http://www.cowtv2.jp/c3/akiragroup-tv/

 

 

午前3時、福岡市長浜の鮮魚市場で

威勢のいいセリの声と熱気が溢れる中、

ひときわ存在感を放つ会社があります。

九州の水産業をけん引する一大企業グループ、

株式会社アキラ水産です。

アキラ水産1

 

アキラ水産と安部社長は、

福博の街の功労者として知られています。

700年以上続く博多の夏の風物詩祇園山笠で、

3度の台上がりを務めるなど、

今や福岡の政財界では知らぬ者のいない存在です。

アキラ水産2

しかし、その生い立ちと今日までの道のりは、

決して平坦なものではありませんでした。

九州の水産業界をけん引する、

アキラ水産に密着し、その歴史と企業の姿に迫ります。

 

◆アキラ水産グループとは?

株式会社アキラ水産は、

福岡市中央区に本社を構える九州NO.1の鮮魚仲卸企業です。

従業員数40名で年商およそ60億。

グループ会社に、コウトク水産、安部水産、一心、

そしてアキラトータルプランニングの4つがあります。

グループ全体で従業員数およそ100名、

年商100億円を売り上げる企業グループです。

グループ会社は元々アキラ水産の中で

それぞれの部門として存在していましたが、

より専門性を高めようと分社化していきました。

アキラ水産3

 

◆安部家のルーツ

株式会社アキラ水産、代表取締役社長 安部泰宏。

安部社長の母方、父方それぞれのルーツを辿ってみると、

安部家の血縁とされる人物には

弥生時代の孝元天皇や、

平成の時代の内閣総理大臣・安倍晋三などもおり、

父方、母方ともに

日本に大きな影響を与えた人物が

名を連ねていることが分かります。

アキラ水産4

 

◆アキラ水産の軌跡

アキラ水産の創業は1918年。

福岡市中央区春吉、現在の柳橋連合市場の元となった

柳橋廉売市場に明商店をかまえたのが始まりでした。

安部泰宏社長の祖父、栄次郎はその後、

この市場全体を買い取るまでになったといいます。

鮮魚のほか乾き物や青果、米、履物や呉服まで取り扱い、

明百貨店は、進化を遂げていきます。

従業員はおよそ150人、

毎日が祭のような賑いだったといいますが、

第二次世界大戦により、閉店しました。

アキラ水産5

 

終戦から2年後の1947年。

福岡市、天神市場で鮮魚店を開店し鮮魚仲買業許可を取得。

仲卸業へと舵を切り、明商店を設立しました。

そして、長浜市場が開かれた後、

明商店もまた長浜の地にやってきます。

今でこそ、数々の仲卸業者が軒を連ねる鮮魚市場の中で、

最も広い売り場を誇る同社ですが、

長浜に来た当時は一番小さかったといいます。

アキラ水産16

 

1969年、明商店から株式会社アキラ水産へと法人化を果たして以降、

業界初となるISO9001の取得や、

社員教育、顧客満足を目的としたグループ会社の設立など、

時代の要請に合わせて成長を続けてきました。

その発展をリードしてきたのが安部泰宏社長です。

「福岡は九州の玄関。産地市場として福岡の市場を守って、

我々が市民の台所を預かっていきたい。

魚は日本の文化。日本人は魚で育ってますから。

魚をしっかり食べてもらわんと。」

安部社長はこのように語ります。

アキラ水産6

 

◆旭日双光章 受賞
2011年、安部泰宏社長は、

水産業界を発展させてきた功績が認められ、

「旭日双光章」を受賞。記念の祝賀会には

麻生太郎氏や王貞治氏など政界や財界から

著名人650人が駆けつけ、盛大に受賞を祝いました。

アキラ水産7

アキラ水産8

アキラ水産9

アキラ水産10

 

◆競りの現場に密着

アキラ水産11

午前3時。

福岡市長浜の鮮魚市場は男たちの熱気にあふれています。

アキラ水産の上田副社長。

安部社長から直々にスカウトされてアキラ水産に入社し、

以来30年安部社長のもとで

九州の水産漁業の盛り上がりに貢献してきました。

アキラ水産12

アキラグループは、

長浜鮮魚市場に軒を連ねる35社の中でも、

最大の仕入れ量と販売量を誇ります。

その総量は市場全体の仕入れの

およそ30%にも達すると言います。

そのアキラグループの強さの理由とは、

徹底した顧客目線にあるといいます。

アキラ水産14

 

 

最後に改めて安部社長に、

未来へ向けて受け継いでほしい想いを伺いました

「規則正しい生活と商売。一瞬の利益より長期的な利益。

礼に始まって礼を重んじて、

この会社をいかに継続させていくかが託された私の想い。

アキラという伝統を繋いでいってほしい。」

アキラ水産15

 

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幸せな介護施設とは?介護の働き甲斐に迫る【ウチヤマホールディングス】

株式会社ウチヤマホールディングス
http://cowtv2.jp/c3/sawayakaclub-tv/

 

進行する高齢化社会の中で、

高齢者介護のニーズは、年々高まっています。

そんな介護の業界において、

「3K」

といわれる介護福祉士の働くイメージを根底から覆し、

クリエイティブな発想で

働く人とお年寄りの双方が幸せな関係を築いている

介護施設があります。

今回の密着は、

業界の常識を覆した施設運営で、

入居率90%以上を誇るという

注目の介護施設「さわやか倶楽部」に潜入し、

真に幸せな介護施設の在り方とは一体何なのか?

その1つの答えに迫ります。

さわやか倶楽部1

 

◆さわやか倶楽部とは

株式会社さわやか倶楽部は、

福岡県北九州市に本社を構える

株式会社ウチヤマホールディングスの

高齢者介護施設を運営するグループ会社です。

「さわやか」を冠した施設名で知られ、

介護付き有料老人ホームを31施設、

住宅型有料老人ホームを15施設、

グループホーム8施設、デイサービス20事業所、

小規模多機能型・居宅介護4事業所など、

北は北海道から南は九州まで、

全国に123の事業所を展開しています。

運営母体である

株式会社ウチヤマホールディングスは、

東証一部上場企業。

グループ3社で従業員数およそ3800名という、

介護や飲食の部門で日本を代表する1社です。

さわやか倶楽部2

 

◆介護の働き甲斐

栃木県宇都宮市にある有料老人ホーム

「さわやかすずめのみや」では、

60名のお年寄りを35人の職員で介護しています。

寝起き、リハビリ、食事、レクリエーションなど、

入居者の皆さんがどうすれば

生き生きと暮らすことができるのか、

職員が日々試行錯誤しています。

さわやか倶楽部の基本理念は、

「慈愛の心・尊厳を守る・お客様第一主義」。

お年寄りたちを人生の先輩として尊敬の念を持ち、

終の棲家として、その人生に寄り添っていきたい

という想いが込められているそうです。

入居者の幸せな暮らしを考えると、

「身体機能の回復をサポートする」

というのも大きなポイントだといいます。

さわやか倶楽部3

さわやか倶楽部4

 

さわやか倶楽部では、

入居者の寝起きや食事などを、

手取り足取り手伝うのではなく、

自分でできることは、

できるだけ自分自身でやってもらう

サポートをすることで、

「人としての尊厳を守る」

ことを重視しているそうです。

さわやか倶楽部5

さわやか倶楽部6

 

さわやか倶楽部で働く職員たちは、

単純な「肉体労働」は最小限に抑え、

代わりに、

入居者に喜んでもらうためのアイデアを出す、

いわゆる「知的労働」

に力を注ぐことができるといいます。

その背景には、

「3K職場言われる、

介護業界の古い体質を打ち破っていきたい」

という内山社長の想いがあるといいます。

さわやか倶楽部7

 

◆業界をリードする会社

2014年2月、さわやか倶楽部を運営する

ウチヤマホールディングスでは、

業界に先駆けて、

若手介護職員の給料を一斉にアップさせる

方針を打ち出し、

ニュースや新聞で大きく取り上げられました。

そうしたこともあってか、

ウチヤマホールディングスには毎年のように

数十人の学生が介護職を希望し入社しています。

さわやか倶楽部8

こうした取り組みを通じて、

内山社長は高齢化社会において

欠かすことのできない介護という仕事を、

より働き甲斐のある

充実したものにしたいと考えているそうです。

さわやか倶楽部9

 

業界を改革しながら、時代の要請に応える、

ウチヤマホールディングスとさわやか倶楽部。

働く者と入居者の両方が幸せになってこそ、

本当に幸せな施設ができるということを感じました。

 

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日本の食文化を支える弁当箱革命【アクタ】

株式会社アクタ
http://cowtv2.jp/c3/actatv/

 

毎日100万人以上が行き交うという交通の要所「東京駅」。

その駅中のグルメストリートの一角に、

ひときわ人気の弁当を売る店があります。

すき焼きの名店「浅草今半」です。

1ヶ月に4000食を売るというすき焼き弁当。

1万食を売る牛肉弁当。

これらの超人気弁当の中身を際立たせるためには、

重要な脇役が必要です。

それが、弁当箱。

今回は、料理が引き立つ弁当箱を追及するメーカー、

株式会社アクタの社内に潜入し、

高付加価値を生む秘密に迫りました。

アクタ1

 

◆アクタとは?

株式会社アクタは福岡県古賀市に本社を、

東京都中央区に営業本部を構える

プラスチック食品容器のメーカーです。

創業は1955年、従業員数150名、年商22億。

日本の食文化を「パッケージ」という観点から

60年以上支えてきた、

この業界でも指折りの会社です。

スーパーマーケットや、デパ地下、

コンビニなどに並ぶ色とりどりの弁当や惣菜。

それらが美味しく映り、消費者に買ってもらうために

欠かすことができないのが、

アクタが作っている弁当箱です。

アクタ2

 

◆日本の「ものづくり」カンパニー

数ある商品の中でもアクタを代表するのが

「ワン折」です。

従来の弁当容器は、

フタと底の2層構造で作られていたため、

輸送や保管の際にかさばる・壊れる

といったデメリットがありました。

それに対してアクタが開発した「ワン折」は、

フタ材、枠材、底材の3つのパーツが別々になっており、

必要な分だけ組み立てて使うことができる

という画期的な容器です。結果として、

輸送や保管のスペースが従来から半減したといいます。

これが「ものづくり企業」として、

アクタがつくってきた歴史のほんの一部です。

アクタ3

 

そうした「ものづくりの魅力」に惹かれ、

アクタに入社してきた社員も多いと言います。

その1人。入社3年目の横井さん。

取材に伺った日は、先輩に教わりながら

製造ラインの組み換えや原料の補充をしていました。

ラグビー部出身の横井さんは、

「チーム精神」が発揮できる

アクタの社風に働き甲斐を感じると語ります。

アクタ4

 

日本のものづくりが世界をリードしてきた理由の一つに、

改善の積み重ねがあります。

同社での改善活動を見せてもらいました。

工場内には様々な作業がありますが、

それらを巡回しながら、改善箇所を探す富永さん。

この日は、段ボール箱を載せる台の高さを

調節してはどうかと検討していました。

というのも、

高さひとつで、毎日何百回と繰り返される

箱詰めの作業が効率化できるというからです。

アクタ5

アクタ6

 

◆和力(ワヂカラ)を世界へ

ここ数年で、日本の文化である和食や和紙が、

相次いで世界無形文化遺産に登録されました。

今、日本古来の「和」の文化が世界的に注目されています。

そんな中、アクタは創業60周年を機に、

会社のスローガンを「和力」と定め、

日本の食文化を世界へ発信しようとしています。

アクタ7

日本を代表する商社、

伊藤忠のグループ会社を訪れたのは、入社6年目の岸さんです。

この日は、「和力」のコンセプトで作った

新しい商品を提案に来たようです。

単にモノを売る営業ではなくお客様の声を聞きながら、

自分たちの創意工夫を載せた商品を提案していく。

アクタの営業マンたちはそんな仕事に喜びを感じているようです。

アクタ8

 

◆人と人とをつなぐ仕事
営業本部の部長・楠さん。

この日はお得意さんである名店「浅草今半」を訪れ、

店長と何やら打ち合わせしているようです。

楠さんは、新しい弁当箱を使った今半のオリジナル商品を

作ってくれないかと提案しているようです。

アクタ9

楠さんは弁当箱を通じて、

人と人とをつなぐ仕事ができることに、

この会社で働く誇りと喜びを感じるといいます。

アクタ10

 

◆部署の垣根を超えて
アクタには、一般の企業にあるような

「商品開発部」や「商品企画部」といった

開発専門の部署はないそうです。

では、一体どのようにしてアクタの新しい商品は

次々と生まれているのでしょうか。

その秘密が、月に1度開かれるこちらの会議にあるそうです。

集まっているのは営業マンや工場のスタッフなど、

部署の垣根を超えた20名の社員たち。

これが、アクタ伝統の「企画会議」です。

お寿司やサラダをサンプルの容器に詰めて、

美味しそうに見えるのか、買いたくなるのかを

消費者の目線で検討しているようです。

アクタ11

 

◆アクタの新たな挑戦

アクタでは最近、プラスチック加工技術を活かして、

環境に配慮した商品づくりも行っています。

従来、使い捨てが常識だった展示会用のパネルを

リサイクル可能にした「Recoボード」や、

店頭のPOPをリサイクル可能にした「Recoポップ」です。

Recoには、リサイクルとエコの意味が含まれていて、

東京丸の内のエコッツェリア協会など

日本を代表する環境活動でも採用されています。

アクタ12

 

◆展示会に密着

ボード事業部の入社1年目、小寺さん。

東京ビッグサイトで開かれた大きな展示会で、

ブースを担当していました。

アクタ13

スーパーマーケット・トレードショーは、

全国から3万人を超えるバイヤーが集まる

国内最大規模のイベントで、

今回アクタは大手飲料メーカー

「サントリー」と共同ブースを企画していました。

そのブースを飾っているのが、例のRecoポップのようです。

新人が現場の最前線で働く様子を柴田社長も嬉しそうに見ていました。

アクタ14

 

「日本のものづくりを世界に発信する」株式会社アクタ。

今回の取材を通して、

アクタが60年以上付加価値の高い商品を

生み出し続けてきた理由が見えてきました。

それは、「日本のものづくりを支えている」

という社員一人ひとりの誇りと、

「全員が商品開発者」という部署を越えたチームワーク、

そして常に「自己革新」していくことを

発信し続けるリーダーの存在です。

それらが一体となって

アクタの強さになっているのだと感じました。

アクタ15

 

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